■JALAK BALI -ジョゲッ・ブンブンズの楽器紹介
1,ティンクリック竹製の鍵盤打楽器。スレンドロ音階という五音階で、2オクターブ11音からなる。2台1組みで、主に左手でメロディーを、右手で表のリズム(ポロス)と裏のリズム(サンシ)に別れて装飾音を演奏する。バリの空港やホテルなどでもよく演奏されているので耳にしたことのある人も多いはず。ガムラン・ジョゲッ・ブンブンとも呼ばれ、ジョゲッ・ブンブン・スタイルの踊りの伴奏をする他、ティンクリック2台とスリン(竹笛)によるリンディックと呼ばれるスタイルもある。
2,チェンチェン青銅製シンバルが木彫りの亀の上に5〜6枚付いていて、手に持ったシンバルで打ち鳴らす。シャカシャカと賑やかなチェンチェンが入ることでティンクリックの竹の響きがより際立って聞こえてくるから不思議だ。
3,クンダン両面の太鼓。両手で何種類かの音を叩き分ける表現力豊かな太鼓で、その分演奏も難しい。様々な合図を出したり演奏上のリーダー的存在です。
4,スリン竹製のたて笛。メロディー+αを奏でる。循環呼吸法で吹きます。 5,クレントン + 6,ゴンプール
共に青銅製のゴング。ゴンプールは低いゴーンという音で、クレントンはトーンという高い音の組み合わせになっていて、大きな周期で奏でられます。楽曲は常にゴンではじまり、ゴンで終わる。
7,カジャール青銅製の拍子をとる打楽器。鍋をひっくりかえした様な形で、ミュートしながら拍子をとる。竹製のカジャールを使う場合もある。
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