2007
Q-Uexa
1998年 豪 95分
発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
=あらすじ・解説=「あの相対性理論で有名なアインシュタイン(アルバート)の話である。といっても全然お固いストーリーではない。「アインシュタインの若い頃ってこんな感じだったら面白いのに」っていう感じで、ほとんど作り話のフザケた映画である。しかもオーストラリアが舞台ときたもんだ。
アルバートが生まれ育ったのは、タスマニアのリンゴ農園という設定だ。当時のビールには “泡” がなかったらしく、先祖伝来の自家製ビールに泡を入れる実験にアルバートは成功する。その実験中、原子力理論の基礎公式 “ E = mc2 ” を発見。 特許を取るため本土へと旅にでるが、その道中、アボリジニが吹くディジュリドゥに合わせてアインシュタインがダンスするというお固い人にとってはとんでもないシーンがある。そしてた車の中でアルバートが気を引かれる女性キュリー(キュリー夫人のことらしい)とインチキ臭い男プレストンと出会う。のちに “ E = mc2 ” をめぐってプレストンとゴタゴタになる。結局、特許をプレストンに盗まれる形になってしまい、しかもビール会社とつるんでバカでかいビール製造機をつくってしまう。なんとそれは“核弾頭”ぐらいのパワーを持っているのだ。インチキ学者のプレストンは、そんなことが分かるはずもなく、一歩間違えば大爆発するかも知れないビール製造機を始動させようとする。はたしてアルバートは世界を救うことができるだろうか....。(Q-Uexa)
(文・Q-Uexa)